薬を用いた歯周病治療
歯周病治療の基本は、原因となる歯周病菌が棲みつくプラーク(歯垢)を除去することです。また悪化した歯周病に対しては、外科的治療による処置が必要となることもあります。しかし歯周病の完治は難しく、再発をくり返したり、なかなか治癒しなかったりといったケースが少なくありません。
そこで新宿の歯医者「恵愛歯科」では、歯周病に対し通常の治療に加え、薬を用いる内科的治療を行っています。こちらでは当医院の歯周病治療について、くわしくご紹介します。
歯周病は薬で改善する病気です
近年、歯周病菌の除菌効果を持つ抗生剤が発見されたことにより、薬を用いた内科的な歯周病治療が行われるようになりました。この治療法は外科的治療と違い、確実に歯周病菌を狙って除菌することが可能なため、患者様のお身体の負担を抑えながら効果を得ることができます。
薬を服用することにより、それまでグラグラしていた歯の顎の骨が再生してグラつきが治まり、食べ物を咬めるようになったというケースも見られています。「長く治療を続けているのに、なかなか完治しない」という方は、一度当医院までご相談ください。薬を用いた内科的治療によって、改善を図りましょう。
恵愛歯科の歯周病治療
当医院では位相差顕微鏡による細菌検査を行った後、抗生剤を処方するという形で歯周病治療を行っています。
位相差顕微鏡による歯周病菌検査
当院では歯周病治療を、細菌の種類や数を確認できる特殊な顕微鏡「位相差顕微鏡」を用いて、一人ひとり異なる歯周病菌の種類や数などを追求することから始めています。
その結果を元に適した治療計画を立てて薬を処方し、治療経過を確認しながら治癒に導きます。検査結果は患者様にもきちんとお伝えし、その都度納得していただいた上で治療を進めていきますのでご安心ください。
位相差顕微鏡で見る歯周病菌の状態
治療前と治療後を比較すると、劇的に歯周病菌が減ったことがわかります。治療後にも経過観察を継続し、よい状態を維持していくことが大切です。
治療前 (平成19年8月8日) |
治療後 (平成19年9月13日) |
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歯周病を改善する薬「ジスロマック」
歯周病菌を殺菌する効果を持つ「ジスロマック」。これを服用することで、通常10日ほどで口臭や出血、膿、また腫れなども治まります。顎の骨などの歯周組織が崩壊しているような症例にも適しています。